水処理技術セミナー

沖縄県のPFOS/PFASの課題

PFOS/PFASは、水や土壌に長期間残留する有機フッ素化合物で、人体に影響を与える可能性があります。沖縄県では、米軍基地周辺の河川や湧水で高濃度のPFOS/PFASが検出されており、県民の健康や環境に対する懸念が高まっています。沖縄県は、国に対して水や土壌の基準値の設定や汚染源の特定などの対策を要請していますが、十分な進展が見られません。PFOS/PFASの汚染問題は、沖縄県のみならず、日本全国や世界的な課題となっています。
 PFOSはペルフルオロオクタンスルホン酸の略で、有機フッ素化合物の一種です。
 またPFOSは、体内に蓄積されやすく、がんの発症や胎児への発達異常などの影響を及ぼす可能性があります。血中のPFOA濃度が高い人は、腎臓がん、潰瘍性大腸炎、精巣がん、甲状腺疾患、高コレスレロール、妊娠性高血圧などの発病リスクが上昇していることも判明しました。しかし、現時点では、発がん性等の毒性について国際的に統一された評価値はありません
日程時間内容
2024年5月23日(木)9:30 ~ 12:00
(昼食休憩)
13:00 ~ 16:30
●PFOS/PFASの
①問題の背景
②関する内外の規制の動向
③検出・分析方法
④環境(土壌、地下水、地表水)からの分離技術について
⑤分解・無害化について
⑥まとめ
2024年5月24日(金)9:30 ~ 12:00
(昼食休憩)
13:00 ~ 16:30
(はじめに) 排水担当者の職務について
●水処理計画と維持管理
●水処理技術の基礎 (1)物理・化学的処理
5月25日(土)9:30 ~ 12:00
(昼食休憩)
13:00 ~ 16:30
●水処理技術の基礎  (2)生物学的処理
●水処理の基礎化学
途中の休憩10分が数回あります。
  • 使用テキスト 『PFOS』『水処理と管理』 一般社団法人日本科学技術センター編
  • 講師 : 当センター専任の技術顧問が実施します。

オンライン、もしくはPDFファイルをダウンロードしてFAX(06-6809-6372)でお申し込みください。

会場案内: 沖縄産業支援センター

〒901-0152 沖縄県那覇市小禄1831−1  TEL : (098) 859-6234

アクセス

バス

・那覇バスターミナル向かい国税庁舎前の旭橋バス停から89番糸満線で約10分金城バス停下車、金城バス停から徒歩3分

・那覇バスターミナル向かい国税庁舎前の旭橋バス停から56番浦添線で約10分金城バス停下車、金城バス停から徒歩3分

モノレール

那覇空港駅から約5分小禄駅下車、小禄駅から徒歩約15分